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北朝鮮メディアのような反応 ──拙文の指摘は図星だった 1 [女性宮家創設論]

以下は「誤解だらけの天皇・皇室」メールマガジンからの転載です


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北朝鮮メディアのような反応
──拙文の指摘は図星だった 1
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 拙著『検証「女性宮家」論議──「1・5代」天皇論に取り憑かれた側近たちの謀叛』からの抜粋を続けます。一部に加筆修正があります。


第4章 百地章日大教授の拙文批判に答える

第1節 拙文の指摘は図星だった


 月刊「正論」平成24年12月号から3回連続で、「『女性宮家』創設賛否両論の不明」という連載を書きました。これに対して、同誌翌年3月号で、敬愛する百地章日大教授(当時)が反論を書いてくださいました。

 反応してくださったのはありがたいことですが、私の予想を完全に裏切るすさまじい剣幕です。ほとんど逆上しておられます。心底、がっかりしました。


▽1 北朝鮮メディアのような反応

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 2つのことを思いました。

 1つは体験談です。駆け出しのころから調査報道というものに携わってきた私は、デイリーの新聞記者などとは異なり、文献を読み、その道の碩学に取材することが習慣になりました。

 興味深いのは、素人のような素朴な疑問に、現代を代表する知性たちから、

「分からない」

 という答えがしばしば返ってきたことです。

「学問的に解明されていない」

 ということもありましたし、

「私の研究分野ではない」

 ということもありました。

 前者の場合は、それだけ研究領域の全体に精通していればこその返答であり、現在の研究水準を簡単に理解することができる点で、門外漢の私にはありがたいことでした。後者は、知ったかぶりをしない正直さにさわやかさを覚え、好感が持てました。

 いずれにしても、最高レベルにある研究者たちは、少なくとも私がお世話になった方々はきわめて謙虚です。1人の研究者が一生のうちにできる学問研究は量的に限られています。高い目標を持つ人ほど、謙虚にならざるを得ないのでしょう。

 これに対して、まったく別の反応を示す人たちがいました。単刀直入に指摘すると、逆ギレして、食ってかかってきたものです。研究者ではありません。政治家でした。

「(私の)粗雑な頭脳を哀れむだけである」

 と言い返してくるような百地先生の反応は、研究者というより、政治家に似ています。

 もうひとつ、百地先生の反論を読んで思い起こしたのは、北朝鮮メディアの勇ましい論評です。

「やられたらやり返せ」風に、ごく最近も、米韓合同演習に対して、

「敵対勢力の増大する核戦争挑発策動に対処して、核実験以上のこともしなければならない」

 と威嚇したと伝えられています。闘鶏でも見ているかのようなけたたましさです。

 百地先生は、教室で学生たちが率直な指摘をしたとき、怒号を浴びせ返したりするのでしょうか。いつもにこやかで、親爺ギャグの大好きな先生です。それであればこそ、学生には人気のはずです。間違っても、

「お前は頭が悪い」

 などと金切り声を張り上げたりはしないでしょう。

 だとすると、尊敬してやまない先生は、なぜ「北朝鮮人」に豹変してしまったのか。なぜ逆上したのか、が私の新しいテーマになりました。


以上、斎藤吉久『検証「女性宮家」論議』(iBooks)から抜粋。一部に加筆修正があります


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